物事に対して責任を持っている、あるいはそう感じている場合、
その物事に対して誰かから何かを尋ねられたり、批判されたりされたとき、
「反応」できるものです。
つまり無反応は、責任を感じていないという証拠であると言っていいと思います。
英語で「責任」を表す言葉は、responsibilityですが、
私はこの言葉をresponse+ability、つまり ability to respondと考えています。
簡単に言えば、反応する能力です。
あなたが仕事をしていて誰かに「あの件はどうなっていますか」と尋ねたにもかかわらず、
その人から何も反応がなかったら、あなたはその人を無責任な人と思いませんか?
そういう人に限って、他人に対しては自分への反応がないときにしつこく反応を求めたりして。
私は他人の質を見極めるときに、この「反応」についてよく見るようにしています。
同時に自分自身でも、当然のことですが、この「反応」のスピードと質を上げるように
いつも注意深く努力しています。