大変ありがたいことに、クライアントから接待を受けることがあります。
先方の役員や研修担当部門の部門長などと会食をすることになるのですが、きめ細やかな心遣いをしてくれる会社ですと、当方の嫌いな食べ物を事前に尋ねてくれます。
こういう場合は、「特にありません」と回答するのが礼儀なのでしょうが、嫌いなものを美味しいフリをして食べるのも相手に失礼かと思い、正直に答えるようにしています。
また、接待ではなく、昼食の弁当を用意してくれる会社の中には、同様に嫌いな食べ物を聞いてくれるところもあります。
嫌いな食べ物を残すのも失礼なので、無理に食べますと午後の調子が悪くなります。体調が悪くなるというより、精神的に不快になります。
ですので、弁当についても嫌いなものを正直に申告します。
私が嫌いな食べ物は、アワビ、サバ、数の子、コハダ、アジ(生)、スッポン、牛タンなどです。
食べろと言われれば食べられないことはないのですが、美味しいと思ったことがありません。少なくとも自分でお金を払って食べようとは思いません。
高級な寿司店で接待を受けたことがありますが、おまかせコースに上述したネタが出てきて閉口しました。
育ちが悪いせいでしょうが、どうも高級食品が口に合わないようです。
以前、アワビやスッポン料理で有名なお店での接待が予定されたことがありました。その時は、私が嫌いなものについて尋ねられませんでした。
お店の名前や住所などの情報が知らされたので、ネットで調べたところ、アワビやスッポン料理で有名なお店であることがわかりました。
私は暗い気分になり、「我慢するしかないな」と贅沢な悩みにとらわれました。
接待の予定日まで2週間くらいとなったとき、先方の役員の都合が悪くなったため、日程とお店が変更となり、嫌いなものを回避することができました。