搭乗ゲート前のロビー席で待っているといつものアナウンスがあり、ファーストクラスの乗客から搭乗
が始まりました。
私はファーストクラスの席を取っていましたが、そこはじっと我慢(笑)。ビジネスクラス、エコノミークラスと順に搭乗していき、ロビーには私しかいなくなりました。
まだ搭乗締め切り時刻まで時間があったので、私は席を立ちませんでした。
というのも、おそらく搭乗ブリッジはまだエコノミーの乗客で渋滞しているだろうし、今はわかりませんが当時は免税品の受け渡しが、飛行機近くのブリッジの通路で行われていて、そこも混んでいるだろうと思ったわけです。
するとロビーにアナウンスが響き渡りました。
「東京行き○便にご搭乗の田口様、田口様。いらっしゃいましたら急ぎ搭乗口までお越しください」と。
ロビーには私一人しかいないのだし、呼び出しをしているカウンターから10メートルも離れていないところに座っているのだから、アナウンスするなよと。
出発時刻までまだたっぷり時間があるのに日本の航空会社はせっかちだなぁと思いながら、搭乗口を通過しました。
私は何か悪いことをしたかのような気持ちになり、VIP気分で乗客の最後に飛行機に乗り込む作戦は、こうして敗北に終わりました。
搭乗口のカウンターでスタッフが、搭乗ゲートを通過していない乗客を確認する際には、おそらくですがどのクラスの客席の乗客なのかは、モニターに出てくるはずです。
ですので、私が搭乗ゲートを通過していないとわかったなら、ロビーに一人残っているのが田口だろうと推測できるはずです。
ですが私はファースクラスに乗るような外見を持ち合わせておらず、ロビーに一人座っていても、「この人がファーストクラスの乗客ではないだろう」と判断されたのでしょう。
やはり本当のVIPじゃないと通用しないのですね(涙)。