20代から経営者教育に携わってきましたので、日本を代表する企業の経営者の方々の表の顔と裏の顔を見てきました。
ほとんどの方々は尊敬に値し、見習いたくなるような人たちですが、残念ながらその逆の人たちもいました。
良くない面をさらしてしまった人たちに共通している点のひとつは、お酒に酔って自制心を失ってしまったということが挙げられます。
個別の案件については、ここでは控えさせていただきますが(笑)、かなりひどい例も経験しました。
私たち人間の自制心を司っている脳の部位は、額の裏側にある前頭前野というところです。この部位は、アルコールによって簡単に麻痺してしまいます。
アルコールに対して強い、弱いという個人差はありますが、自制心を失うほど飲んではいけません。
そんなことは当然のことと思われるでしょうが、組織の中で「おエライさん」になると、周囲の人からいさめられることがなくなって、お酒の場ではとくにわがまま放題になってしまうのでしょう。
私がGEの経営幹部を対象とした研修を教えていたときは、いつも「ワイングラス一杯で酔ったフリができるようになれ」と参加者に言っていました。
つまりプライベートな場以外では、本気で酒を飲んではいけないということです。目一杯飲みたいなら、家で飲めと。
しかし、私が経験した最悪な経営者の人たちは、「しらふ」なのに自制心がない人たちですけどね(恐)。