打ち上げ花火(2)

もう一人も似たような人なのですが、前者の部下として働いていたので、そのやり方を学習したのか、言動が似ています。

勢いだけは良いので、転職先の人たちはそれにだまされてしまうのか就職はできるのですが、1~2年で実力がないことがバレてしまい、次々と会社を渡り歩いています。

その人から私に研修の依頼がありました。私はどうせ打ち上げ花火だろうと思いながらも、最後に会ってから10年以上経つので、少しは変わったかなと期待していました。

依頼された仕事の内容はとても大きなもので、提示された構想と実行プランなどはしっかりとした内容でした。

その人の部下が作成したものでしょうから、しっかりとした内容であるのは当然かもしれません。

しかしその人の部下と打ち合わせを重ねる内に、どんどん規模は縮小していき、今まで携わったことがないくらい小さなプロジェクトになりました。

従来のクライアントに対しては提供してこなかったことなので断りたかったのですが、プロジェクトが進行していたため途中撤退もできなくなり、モヤモヤは募ります。

おいしそうな餌をぶら下げられ、まんまと食いつかされてしまいました。私は失敗したと思いましたが、信じた自分が悪いのだと諦めました。

もちろん部下の人は一生懸命に取り組んでいましたし、その人に責任はないわけですから、できるだけ協力しようと考えました。

勢いだけの元同僚が今の会社を去るのも時間の問題かもしれません。そんな人に振り回される部下の人たちが不憫でなりません。

2026年05月17日