機内持ち込み荷物(3)

日本を出発してから丸1日以上経っていますから、ひげも伸びてきます。これから大使と面談するというのに無精ひげを生やしていては失礼です。

しかし電気ひげそりはスーツケースの中。ホテルの洗面所に向かいカミソリを探しますがありません。

ミッションのメンバーの一人が電気ひげそりを手荷物に入れていたので、それを借りてなんとかセーフ。

しかし服はどうにもなりません。他のメンバーたちも皆カジュアルな服装です。大使との面談の時間は迫ってきます。

一人だけカジュアルな服装なら目立つかもしれませんが、全員カジュアルならいいか(汗)ということで大使館に向かいます。

応接室に通され、ほどなくして大使が入ってきました。冒頭、荷物が届かなくてカジュアルな服装で来ざるを得なかったことを詫びましたが、大使は笑いながら「よくあることですよ」と答えてくれました。

私はこの経験から、それ以降海外出張に行くときは、預け入れ荷物を空港で受け取れない場合を想定して、1日分の下着やカミソリ等、機内持ち込み手荷物として持って行くようになりました。

アメリカの国内を飛行機で移動した経験が多くある人ならおわかりでしょうが、結構バゲージロストは発生します。

日本国内の移動と同じ感覚でいると大変な目に遭いますので、気をつけてください。

2026年02月18日