映画とケーススタディー

あるクライアントから、新設するリーダーシップ研修の企画を依頼されたときのことです。

部長候補者を対象とした研修で、ケーススタディーを取り入れたいということでした。

研修の狙いなどをヒアリングして検討した結果、『エベレスト』のケースを使用することを提案しました。

このケースは多くの会社で採用されているケースで、映画と併用するとより効果的です。

このことを伝えましたら、「弊社はまだ崖っぷちにいるような状況ではない」と、トンチンカンな返答。

それを理由に当方の提案を却下したいというニュアンスでした。エベレストから崖っぷちを連想した言いがかりとしか思えませんでした。

真意をただすためにいろいろと質問して探ってみたところ、すでに他のベンダーに決めたということがわかりました。

こちらは、提案の期限も知らされていませんでしたし、そもそもこの案件がコンペであるということは知らされていませんでした。

偉そうに聞こえるかもしれませんが、当方にはコンペ案件には応じないというポリシーがあります。

この案件のために、エベレストのケース以外にも5-6個のケースを購入して検討していたのですが、すべて無駄になりました。

はじめにコンペ案件と知らされていれば、費用と時間、労力を無駄にしなくて済んだのですが。。。

私が最初に勤務した組織では、公開型のリーダーシップ研修で『八甲田山 死の彷徨』を教材にしていました。

本を事前に参加者に送付して読んできてもらい、研修ではリーダーシップの観点から議論しました。

八甲田山の映画を観ることはなかったのですが、一部でも上映していたらより効果的だったと思います。

2026年04月08日