私がGEにいたとき、参加者として3週間連続の宿泊型研修を経験しましたが、そのコースのチーム編成はずっと固定メンバーでした。
また、一般の研修でアクションラーニングを行う場合、そのチームは固定されるため、長期にわたって同じメンバーと議論を続けることになります。
こうした固定メンバーで行う研修では、はやりの言い方で言えば「参加者ガチャ」の状態が生じます。
能力も人格も優れた人ばかりが参加するような研修であれば、このガチャの心配は無いのですが、そうでない人が混じっているとガチャが発生します。
研修をしていますと、初日の午前中にはクラスで問題児になりそうな人がわかります。
その人がいるチームは、討議プロセスも結果も芳しくありません。そうした場合、こちらから介入する必要があります。
年間を通じて同じ参加者たちとクラスを編成して学ぶようなコースでは、その特徴が際立ちます。
個別のチームは、長期のコースの場合、チームの編成替えがありますが、ネガティブな人がいろいろなチームに行くことで、クラス全体がネガティブな雰囲気になります。逆の場合、明るい人がクラス全体を明るくします。
従って、特に選抜研修の場合は、参加者の人選を慎重に行わねばなりません。単に業績を上げているからといって選ばれた人が、研修中も良い行動を取るとは限りません。
むしろそうした人は、往々にして問題児になります。業績を上げているということは当然のことで、プラスアルファの要素で人選すべきなのですが、現実はどうも違っているような気がしてなりません。