ここまで、社会人になる時の職業選択、そしてそれ以降のキャリア選択を人生の岐路として振り返ってきました。
実はそれ以前にも大きな人生の岐路がありました。
それが何歳の頃のことであったのか確かではないくらい前のことです。おそらく小学校低学年のころか幼稚園児のころのことだったと思います。
なぜそうした考えになったのか、よく思い出せないのですが、「自分は生きていて良いのかどうか」という思いに強くとらわれた時期がありました。
別にいじめられたとか、友達がいなかったとか、そうしたことはありませんでした。ごく普通の家庭で平凡に暮らしていました。
しかし「自分は生きていて良いのかどうか」という思いを拭い去ることができず、その答えを見いだすためにあることをしようと決めたのです。(続く)