私が教える研修で使用するスライドを、生成AIで作成したことはまだありません。そしてこれからもないでしょう。
ですが、生成AIに興味がないわけではありません。今、研修で使っているスライドをAIに読み込ませて洗練させたら、すごく良いものができあがるのかもしれません。
私が研修用スライドを作るときは、そのページに合った画像を入れて直感的にポイントがわかるようにしたり、参加者の興味関心を刺激したりするよう工夫しています。
こうしたこともAIに頼めば、オリジナルの画像を作ってくれるのでしょうね。
スライドに書き込む文字、数字なども、吟味して用いているつもりです。
学術的な理論や公開されているデータなどについても出典を明記していますが、こうしたこともAIは楽々と助けてくれるのかもしれません。
しかし私は自分の手作りにこだわっていきたいと思います。自分で作ったスライドだからこそ、その内容をしっかりと説明できることになると思います。
1枚のスライドを作るにしても、その背景には膨大なバックグラウンドがあります。
たくさんの本や論文を読み、そのエキスを抽出して、そこに自分や先人の経験という味付けをして文章を紡ぎ出します。
こうした苦労があってこそ、参加者からの質問にも答えられることになりますし、講義にも説得力が生まれるのではないでしょうか。(続く)