研修や会議の最中に居眠りをする人がいます。その理由はさまざまでしょう。話題の内容に興味が無い、疲れている、睡眠不足等々。
意外と知られていない理由が、神経細胞間の接合部であるシナプスが大きくなると眠くなるということです。
シナプスは単なる神経細胞間の接合部ではなく、情報の処理や調整を行う「情報中枢」の役割を持つ重要な構造です。
このシナプスは、理解を超えることに直面すると大きくなって眠くなってしまうのです。大きくなったシナプスは、眠ることで縮小します。
研修中に居眠りをするということは、その人の理解能力の限界を超えてしまっているのかもしれません。
ですので、無理に起こすのではなく、ゆっくり休ませてあげることが良いのかもしれませんね(笑)。
もちろんその研修が選抜研修であったなら、その居眠りをした人はクラスから排除されなければなりません。
何しろ、研修内容がその人の理解能力を超えてしまっているのですから、その人はそのクラスに不適合ということになるわけですから。
また、たとえ能力が追いついていなかったとしても、優れたリーダーに不可欠な特性である好奇心が欠如していなければ、居眠りはしないはずです。
理解能力が十分であったとしても、好奇心がない人はリーダーに不適格ですから、同様にクラスから排除しなくてはなりません。
選抜研修という投資に値する人がクラスにいてこそ、会社にとっても参加者にとっても効果が期待できるということになります。